アトピー治療にも!自然な成分でニキビを治す「ティーツリー」
ティーツリーオイルとは、ティーツリーという木の葉からとれる精油のことです。
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、オーストラリアではニキビ治療といったらこれというくらいメジャーなものです。
ニキビに対してだけでなくても、すり傷や火傷など、様々な用途に適応しているため、
家の救急箱には大体ティーツリーオイルがあったり、病室でも毒性の低い消毒薬として使用されています。
アトピー治療にも使用されており、こんなに効果の高い万能のオイルなのだから、きっと高価なものなんだろうな、と思われた方もいらっしゃるでしょうが、
日本では12ml350円で売られており、万能な割にとても安価なのです。
では、そんなティーツリーオイルとニキビの関係について、詳しくご説明させて頂きますね。
ティーツリーオイルがニキビに効果的なワケ
ティーツリーオイルは、なんといっても殺菌力、抗菌力に優れています。
ニキビというのは、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、毛穴の奥に潜んでいたアクネ菌が異常繁殖することで発生します。
アクネ菌が増えれば、それをやっつけようと体の免疫機能がはたらいて、アクネ菌と戦うため、炎症が起こります。
ティーツリーオイルは、その高い殺菌力から、異常繁殖したアクネ菌を殺してくれ、さらに、免疫機能を高めて炎症が起こっている部位を鎮めてくれるため、
ニキビの悪化を防いだり、治りを早くしたりしてくれるのです。
また、植物由来の成分ですから、複雑で良く分からない化学構造をしたものも含まれていませんし、副作用の心配も特にありません。
ですから敏感肌の方でも使いやすいオイルとなっているのです。
ティーツリーオイルの使い方
ニキビ改善に対する主な使用方法は以下のようになります。
- 綿棒などで直接患部に塗る
- 入浴時に数滴浴槽に入れる
- 洗顔料に混ぜて顔を洗う
- 化粧水に混ぜて使う
ただ、いくらニキビに効果的だと言っても、ティーツリーオイルは、ほぼ原液で売られているものが多いです。
薄めずに使用したり、何滴も混ぜたりすると、比較的肌の弱い日本人には刺激が強すぎる場合があります。
濃すぎる場合は、ホホバオイル5mlに1滴垂らして希釈してから塗布するようにしましょう。
入浴時に混ぜるのも、5滴以下に留めるようにし、洗顔料や化粧水に混ぜるときも、1滴程にしておきましょう。
また、顔全体にニキビがあるからといって、顔全体に塗るのは絶対にやめてください。
いくら植物性の安全なオイルだといっても、そこまですると刺激が強すぎてニキビが悪化したり、肌荒れが起こる可能性があります。
何事もやり過ぎるのは控えましょう。
適切な量を正しく使用した場合、ニキビが治ったという声や、炎症が次の日にはひいていたという声が多くあります。
ニキビ改善に大きな効果があるため、抗生物質などの強い薬に頼る前に、こちらのオイルを試してみると良いと思いますよ。
ニキビマスターつるのまとめ
ティーツリーオイルは、殺菌作用や抗菌作用に優れているため、ニキビの悪化を防いだり、炎症を鎮めてくれる作用があります。
日本でも安価で購入できますし、ニキビ以外にも万能なオイルですので、持っておいて損はありません。
ただ、使用方法を誤ると、逆にニキビが悪化することもありますので、注意が必要です。
私は肌が弱いため、このオイルの原液は使用していませんが、ティーツリーオイルが配合されているこちらの商品を使用しています。