年齢別!正しいケアをするために知っておくべきニキビの原因・改善方法
ニキビは年齢によってできやすさや原因、改善方法が異なります。
自分の肌に合ったケアをすることで、効率よくニキビを治していくことができます。
まずは、ニキビがどのような原因でできて、どうすれば改善できるのかについて、知りましょう。
年齢別ニキビの原因と改善方法
ニキビは大きく分けると、以下の二つに分けられます。
- 思春期ニキビ
- 大人ニキビ
思春期ニキビは、10代のときによくできます。
この時期は体をつくる成長ホルモンの分泌が盛んになるため、皮脂の分泌が過剰になって毛穴が詰まり、ニキビとなります。
12~15歳のときに初めてニキビができる人が多く、最も悪化するのが17~21歳の時だという統計も存在します。
私も高校生の時がニキビのピークでした。おでこに大量にニキビができてしまい、自転車をこぐ時はおでこが全開になるのですごく嫌だった記憶があります。
このように、思春期ニキビは成長期における皮脂の分泌過剰が原因で起こりますが、年齢が上がるに従ってホルモンの働きも落ち着いていきますから、ニキビも徐々に鎮静化していきます。
厄介なのは、20代以降にできる大人ニキビです。
大人ニキビは思春期ニキビと違って、皮脂が過剰に分泌されることが原因なのではなく、新陳代謝が落ちているために毛穴に皮脂が詰まりやすくなっていることが原因で起こります。
皮脂が過剰だからという比較的単純な原因ではなく、様々な要因が絡んでニキビができているため、何かひとつを改善すればニキビが治るというわけではなく、
繰り返し同じ場所にできたり、治りにくかったり、跡になりやすかったりと、とても厄介なものなのです。
では、そんな大人ニキビについて、さらに詳しく年齢別に原因と対策をご説明させて頂きますね。
21歳~30歳のニキビ
この時期は、おでこや頬などではなく、毛穴が小さく皮脂が詰まりやすい部位である、顎やフェイスラインにニキビが増えるようになります。
ホルモンの影響だけではなく、ストレスや睡眠不足、紫外線、飲酒、喫煙、食生活など様々な要因が間接的に絡んできます。
また、このくらいの年齢からお化粧をし始める人が多いため、油分の多い化粧品の使用もニキビの原因となります。
31歳以降のニキビ
このくらいの年齢になると、ニキビができる頻度が減ってきます。
加齢とともに皮脂の量も減っていくので、毛穴につまる皮脂がなくなってニキビができにくくなります。
しかし、月経や更年期障害などでホルモンバランスが乱れ、肌のターンオーバーが乱れることで、
40代以降もニキビ(吹き出物)ができてしまう人もいます。
ここで興味深い研究結果があるのですが、20代と50代の肌を比較したところ、油分量にあまり差がないということが分かったのです。
それなのに年を重ねる毎に、乾燥肌になっていってしまうのはなぜなのでしょうか。
それは、年々積み重ねてきた間違ったケアによる肌の質の変化です。
過剰にケアをしすぎることなくシンプルな正しいケアを行っていれば、肌がダメージを受けることなく健康な状態に保たれるため、
肌の生まれ変わるサイクルであるターンオーバーが乱れたり、水分が逃げないように皮膚表面を覆っているバリア機能が壊れたりすることもないのですが、
ほとんどの人は、年齢を重ねる毎に、
「肌が乾燥してくるから高級な化粧水を使わなきゃ!」
「たくさん乳液を塗って保湿しなきゃ!」
と、間違ったケアを長い期間続けてしまうのです。
したがって、大人ニキビに関しては、年齢によってスキンケアを変える必要があるというよりは、
長年続けてきた間違ったケアによって、ダメージを受けた肌の質を改善してあげる
ということを重要視する必要があるのです。
そのために大切なことは、他の記事でもくどくど言っていますが、正しい洗顔と保湿です。
たったこれだけです。
私が実際に試して効果のあった方法を以下のまとめていますので、参考にしてください。
ニキビマスターつるのまとめ
ニキビには大きく分けて、思春期ニキビと大人ニキビの二つがあり、後者の場合は治りが遅かったり繰り返しできたり、跡が残りやすかったりと厄介なのでした。
20代以降にでき、その要因はストレスや食生活、睡眠不足など多岐にわたるため、どれか一つを改善すれば治るというわけでもないのでした。
しかし、30代、40代になってもニキビ(吹き出物)がなかなか治らないという方は、上に挙げたような原因よりも、
今まで長い間してきた間違ったケアによる肌の質の変化
がニキビの大きな原因になっているのです。
年齢を重ねる毎に、過保護にケアしてあげなければいけないと感じる方が多いかもしれませんが、実際は正しい洗顔と正しい保湿を行うだけで良いのです。
そのために、必要なケアをするために欠かせないものをまとめましたので、参考にしてください。